気づけば経理担当!?法人化したら私の人生が砂浜みたいに広がった話
1. はじまりは『節税』という甘いささやき
うちは漁業。良い年はうれしいけど、税金の破壊力もすごい。ある日、YouTubeから聞こえた一言――「法人化で節税」。
その瞬間、私は検索窓に「法人化 メリット デメリット 節税」を連打。以来、関連動画の再生履歴が税務一色に。
2. 夫、聞く耳ゼロ期を乗り越えるまで
「法人化しよう!」の私に、夫はまさかの無反応。「なんかよくわからん」とテレビ続行。
…おい。(心の声)
- 税金の現実を静かにプレゼン
- グラフを見せてジワっと説得
- 1人目の税理士さんに門前払い→心折れそう
- 2人目の税理士さん「大丈夫、やっていけるよ」で復活!
3. そして突然の配属:私=経理担当
法人化が進み、夫は現場へ。で、誰が経理するの?→私。
簿記経験ゼロ。「仕訳っておいしい?」レベルから、夜な夜なレシートとカード明細に挟まれてスタート。
4. 経理って…意外とおもしろい(ちょっとだけ)
最初は脳がショート。でも毎日触ると見えてくる。
- 「これは消耗品費、こっちは水道光熱費」って言ってる自分にビックリ
- 通帳と明細がピタッと合うと、謎のご褒美ホルモン分泌
- 気づけば娘の砂遊びみたいに、私も経理の砂場にずぶずぶ
5. 我が家のゆるっと運用ルール
- レシートは日付順で月別封筒へ(科目分けは後でOK)
- カード明細と突合は週1回(コーヒーを淹れて儀式化)
- 迷ったらメモ(後から税理士さんに質問)
完璧を目指さないのが継続のコツ。砂山は崩れても、また積めばいい。
6. まとめ:帰らない娘と、抜け出せない経理
砂浜で「まだ帰らない!」と全力の娘。私も同じく、経理の世界から簡単には帰れなくなりました。
でも不思議と、それがちょっと誇らしい。
数字が苦手でも、会社のお金を自分たちで見える化できると、家族の安心が増える。それが今の実感です。
次回予告:よく聞かれる「経費になる?ならない?」を、初心者目線でゆるっとまとめます。


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